Spiritual Lesson

スピリチュアリズムの学び

2015-01-01から1年間の記事一覧

坂本龍一さん 「Think !」

ゆうべ、News23 で、坂本龍一さんのインタビューを見ていました。そこで心に響いたお話が。パリのテロを受け、ローマ法王はこういわれたそうです。「祈っているだけではダメです。 Think!(考えなさい)」と。 知性や理性だけでなく、それに情も交えて、考…

祈祷やヒーリングでは病気なんて治せない!!

またしても、痛ましい、オカルト関連の事件が起きました。news.yahoo.co.jp善良で本物の霊能者なら、重篤な病気ほど、祈祷やヒーリングで治るものではない(病院での治療を優先させるべき)とわかっています。 ですからそうした依頼は請け負いません。 受診…

スピリチュアリズム ー 天国と呼ばれる場所とそこへの行きかた。

私たちが天国として想像する場所は、正確には、幽界の最上界になります。死後の世界をまとめて霊界といいますが、実際には大まかに、幽界、霊界、神界、超越界の4つの階層があるという考え方が一般的です。 (界層の種類や数は諸説ありますし、呼び名も定ま…

つぶやき

さっき数秘のBlogを書き終えてから、今日初めてニュースを見て、フランスの事件のことを知りました。 ショックというより、哀しくてしかたがない。 そうしたニュースをただ遠くから見ているだけの自分って、なんて非力なんだろう。 情けなくも感じていま…

霊界通信から ー 自殺をするとどうなるか(3)

迷える霊(スピリット)との対話―スピリチュアル・カウンセリングによる精神病治療の30年 恋人と心中した男性のスピリット --- 1919年2月23日 ラルフ・スチーブンソン氏の霊 ― どちらからおいででしょうか? 「うろついていたら明かりが見えたので入っ…

霊界通信から ー 自殺をするとどうなるか(2)

霊の書 アラン・カルデック著 近藤千雄訳 第四部 一章から 〈厭世観と自殺〉 ― これといった理由もないのに厭世観を抱いている人がいますが、何が原因でしょうか。 「怠惰、信念の欠如、そして時に見られるのが贅を尽くした生活です。生得の才能を正しく活用…

霊界通信から ー 自殺をするとどうなるか(1)

『個人的存在の彼方』 Jカミンズ著 近藤千雄訳 より(絶版) P86 自殺 我々霊界の者が地上の人間に、自ら命を絶つことだけは絶対にしないようにと警告するのは、死後ふと我にかえった時に、『死んだのは肉体だけで自分はまだ生きている』という事実を知…

スピリチュアリズム ー 不倫と自殺は死後のほうがよほど苦しいです

初めに、私は不倫は(ほぼ)反対です。理由は、スピリチュアリズムの「利他愛」「利他心」の観点から、自分都合の理由で(相手を交わした結婚の誓いの)約束を破るということと、何も知らないパートナーやお子さんの信頼を裏切る行為、だからです。 もし真実…

自殺した霊たちの告白。

今日はアラン・カルデックの本から、自殺した霊の語る会話部分について、補足したり書き直してご紹介してみたいと思います。 その前に、この本の原書と著者について、説明させていただきますね。 原書のタイトルは、19世紀のフランス人教育学者であり哲学…

自殺した霊の告白 ケース6

(ケース6 ― 前世で犯した罪の記憶にさいなまれて自殺した男の霊による通信) カナダ銀行の支店の会計係であったアントワーヌ・ベルは、1865年2月28日に自殺した。そして20年前から彼と知り合いで医学博士であり薬学博士でもある、カルデック氏の…

自殺した霊の告白 ケース1

(ケース1 ― 公衆浴場で自殺した身元不明の男性の霊による通信) 1858年4月7日の夜7時頃。パリの公衆浴場の中で、身元不明の男性が、自分の喉を切って自殺しているのが発見された。死後6日経ってから、パリのスピリティズム協会で、この男性との交…

自殺した霊の告白 ケース2

(ケース2 ― 投身自殺をした男性の霊による通信)1863年2月12日、ルアーブルにおいて催されたスピリチュアリズムの集会において行われた交信の記録。霊が自ら降りてきて語る。 「あぁ、これほど長い間、これほどまでにひどく苦しんでいる悲惨な者に…

自殺した霊の告白 ケース3

(ケース3 ― 婚約者の不実への激しい怒りから自殺した男性の通信)(彼の自死までのいきさつをかいつまんで説明します。ルイという靴職人が、ヴィクトリーヌという名の縫い子に言い寄り、二人はもうすぐ結婚をすることになっていた。ある晩、ルイは彼女の家…

自殺した霊の告白 ケース4

(ケース4 ― 高学歴の無神論者の霊による通信) JD氏は高等教育は受けておらず、骨の髄まで唯物主義がしみ込んでおり、神も魂の存在もまったく信じてはいなかった。死後2年たってから、義理の息子の依頼で、パリのスピリティズム協会において、自動書記…

自殺した霊の告白 ケース5

(ケース5 ― 破産が原因で自殺した男性霊による通信) フェリシアン氏は裕福で教養があり、善良な性格の、霊感の強い詩人だった。また親切で思いやりに満ちあふれており、人々から大変尊敬されていた。しかしある時、投機に失敗し、全財産を失った。すでに…

死後の、霊界生活事情としきたり(その2)

こんにちは。 早速ですが昨日の記事 の続きです。 (16)転生への最初のステップは悔い改めだが、それだけでは十分ではない。引き続き、償いが求められる。過ちの残滓を消し去るためには、悔い改めと贖い、賠償の、この3つの条件は不可欠である。悔い改め…

死後の、霊界生活事情としきたり(その1)

こんにちは。久しぶりの更新になってしまいました。みなさま、お変わりなくお過ごしでしたでしょうか? さて、今日は、世界で初めてスピリチュアリズムの協会を立ち上げて普及に努めた "スピリチュアリズムの父"であり、世界三大霊訓の一つ、「霊の書」の著…

死は霊界に生まれるということ。

こんにちは。 今日もヨーロッパで著名な霊媒、ポール・ミークさんの著書から抜粋し、ご紹介したいと思います。 天国の住民が教えてくれること 【死への道のり】 この世から霊界に移行するための準備は個人によって異なり、ケースバイケースである。 高齢者の…

霊界からのアドバイスはこんな風に届けられている。

こんにちは。今日もヨーロッパで著名な霊媒、ポール・ミークさんの著書から抜粋し、ご紹介したいと思います。 天国の住民が教えてくれること 【睡眠中の夢と白昼夢】 私たちは日常、夢を通して愛する故人たちとも頻繁に会っている。 霊界とのコンタクトの席…

必ずしも会いたい人に会えるわけではない。

こんにちは。交霊セッション(チャネリング、シッティングという言い方もします)では、必ずしも、自分が会いたい故人(霊)を選べるというわけにはいきません。これは、別の見方をすれば、会いたい人をリクエストし、それに "ちゃんと応じてくれる" ような…

『メリークリスマス!』

こんにちは。今日はヨーロッパで活躍されている著名な霊媒、ポール・ミークさんの著書から、お借りしました。 天国の住民が教えてくれること はじめてこの本を読んだ時、心を打たれる実話ばかりで、最初から最後まで涙腺が緩みっぱなしでした。 残念ながら、…

王さまから物乞いに生まれ変わった霊が語る実話から

今日の記事は、アラン・カルデックの著書から内容の一部をお借りし、修正を施して、ご紹介してゆきたいと思います。 アラン・カルデックの「霊との対話」 天国と地獄IIちなみに、私はこの本の出版元が宗教団体であることには強い違和感を感じていますが、そ…

神とは愛であり、希望であり、喜びです。

こんにちは。真のスピリチュアリストであれば、死後の存続や霊界の存在を信じていますし、また、自分たちが地上に生まれてきた理由も知っています。 それらは大まかに2つ。「前回の生で犯した過ちや後悔を清算すること」と、「利他愛や奉仕を通じて、魂の霊…

スピリチュアリズム(霊実在論)を知って実践する価値とは?

今日の記事は、天国と地獄―アラン・カルデックの「霊との対話」 から内容の一部をお借りして、読みやすいよう修正を施して、ご紹介してゆきたいと思います。ちなみに、私はこの本の出版元が宗教団体であることには強い違和感を感じていますが、それとは別に…

自分の失敗はだれのせい?

こんにちは。スピリチュアリズムの父カルデックは、自身の著書の中で、こんなことを書いています。 人生に失敗した霊たちは、ほとんど例外なく、『自分が失敗したのは、重すぎる負荷を負わ された からだ』と言います。これは彼らなりの言い訳なのでしょうが…

他界後と悔い改めのこと

人間が、肉体の死を迎えると、まず霊体が離れます(正確には、霊体と肉体をつないでいるシルバーコードが切れてから、霊体が離れます) [ ] その後、早ければ数日、遅い人で(ショック死や長く患っていた場合ですとか)月単位という長さの場合もあるようです…

死後に行われる、霊たちの悔い改めの様子

今日の記事は、天国と地獄―アラン・カルデックの「霊との対話」 という本からお借りします(ブログ用に読みやすくするため、所々加筆修正を加えてあります)。出版先が宗教団体であることには強い違和感を感じていますが、それとは別に、浅岡先生の訳も内容…

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高き者は低くされるだろう小さき者は大いなる者とされるであろうつつましき者は幸いである苦しむ者は幸いである 苦しむ者は慰めを得るだろう小さき者をさげすんではならないなぜなら、この世で小さき者は、あの世では、想像もできないほど偉大な者になるかも…

スピリチュアリズムの アセンション(2)

今日の記事は、天国と地獄―アラン・カルデックの「霊との対話」 という本から、所々加筆修正をしてお借りしたいと思います。 が、先に進める前に、まずはこの本について少し補足させてください。 原書は1865年に出版されておりますので、原書の著作権に…

スピリチュアリズムの アセンション(1)

2012年12月23日。この日でマヤ暦が終わっていることから(実際にはそうではなかったようですが)、この日に「アセンション」が起きて、天変地異や核戦争が起きて人類が滅亡するとか、人間の身体能力が向上してみんなが超能力者になるとか、地球全体…